被曝労働で亡くなった喜友名 正さんの悪性リンパ腫労災認定、フランス核実験ヒバクシャ運動も注目
全国各地の原子力発電所や核燃料施設で検査員として働き、悪性リンパ腫で2005年に亡くなった喜友名正さんの労災申請が、今年10月、日本で初めて認められました。これは、日本で40万人ともいわれる原子力施設の被曝労働者への補償を前進させる大きな一歩となりました。 しかし、喜友名さんの悪性リンパ腫労災認定の影響は、日本国内にとどまらず、国外でも注目を集めています。このニュースを英文にまとめて各国のヒバクシャ運動関係者に送ったところ、とくにフランス核実験ヒバクシャの運動を続けている人たちから連絡や問い合わせが相次いでいます。